先日、高齢者福祉部門のスタッフを対象にした心肺蘇生法の研修、救命法の研修が続けて開催されました。





これまでも定期的に庄消防署の方をお招きして救命法の研修を行っているため、2年目以降のスタッフなら救命救急についての基本的な知識は持ってはいるのですが、
高齢者施設という性質上、いざという時にあわてず確実に処置ができるようになるためにと、元気の家の看護スタッフを講師とした心肺蘇生法の研修も、この時期にあわせて行いました。

心肺蘇生法、そして救命法の両方に参加した入社1年目のNさんは、
「心臓マッサージを試したのは初めて。あれほど体力のいるものとは思わなかった。」
とのこと。
また、
「今は研修直後だからまだ覚えているけれど、常にイメトレをしておかないといざという時には動けないかもしれない。」
と、緊張した面持ちで話してくれました。

今回は、これらの研修に参加したのべ57名に、「スキルアップで賞」!



当然と言えば当然なのですが、救命法の研修があった2日間、元気の家の玄関先には消防隊員が乗ってこられた緊急車両が数台停まっていました。
この日も多くのご家族様が面会に見えられたのですが、

「緊急っぽくないけれど……何かあったんですか?」

と、事務スタッフは度々尋ねられたそう。
皆様、ご心配をおかけいたしました。

スポンサーサイト
今日は、法人の理念「元気を創る」に直結しているエピソードです。

退院後、3食のすべてを経管栄養に頼っておられたD様。
元気の家の3階ケアスタッフとリハビリスタッフが連携して、昨年の12月より、少しずつ口から食事を召し上がっていただくよう、試みていました。
およそ1か月半のチャレンジの結果、昼食のみではありますが、1食のすべてを口から召し上がっていただくことに成功しました!

実はD様、入院されていた病院の医師からは
「積極的に経口摂取を勧められると判断できない」
との評価を受けていました。

それでも、D様のご家族様は諦めませんでした。
「やっぱり口から食べないと元気にはなれないよ。 口から食べられるようになれないだろうか。

これを聞いたケアスタッフは、理学療法士や言語聴覚士に、経口摂取への完全移行の可能性について相談を持ちかけました。
そして、日常生活の中での経口摂取を可能にするため意識的にD様の離床時間を増やしたり、言語聴覚士に見守られる中での水分介助にトライするなど、経口摂取の準備段階から工夫を凝らしました。

「私たちの願いはD様に元気になっていただくこと。
純粋にそこだけを見つめ、『元気を創る』一歩を踏み出させてくれたのはご家族様のおかげ。」


そんな3階ケアスタッフ全員に「理念を追求したで賞」!
もちろん、ご家族様もとても喜んでおられます。



(2月5日,
D様93歳のお誕生日。D様と、経口摂取を試されるご家族様。)





そしてD様。
お食事が進むにつれ、よくしゃべられるようになりました。

スタッフの話題に「そうそう!」と合いの手を入れられたり、「なんで?」と聞き返されたりすることが多いそうですが、
時には「アールワン!」と言われることもあるそうです。
健康維持のためケアスタッフが良く飲んでいるR1ヨーグルト。もしかしたらD様も飲んでみられたいのかもしれませんね。


3月3日、今日は桃の節句。
入居者様の団らんの場となっていた掘りごたつですが、そろそろ片づける時期となりました。





元気の家の入居者様はもちろんのこと、ショートステイでご利用中の皆様にも、この掘りごたつを楽しんでいただきました。

「何をするわけでもなく、ただお茶を飲みながらのんびりとお話をするだけの時間を過ごすことができた。
それがこたつのいいところ。」


こう話すのは、4階チーフのSさん。

どうやら、この堀りごたつを利用して、とあるショートステイ利用者様との関係を縮めることができたとか。
「利用者様と介護士」というだけの関係から、「ひとりの人同士」の関係を築けるきっかけになったようです。

今日は、この掘りごたつに「心まであたたかで賞」!
今年の冬も、素敵なエピソードが生まれたようです。



ちなみに…。
これに入ってぬくぬくと休憩をとっていた夜勤スタッフもいたとか。
居心地良すぎてこたつから抜け出せない……なんてことは一度もなかったようです!

 | ホーム |